新型コロナとデジタル化が生活を一変させた!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(1月7日 土)は、お正月7日目、松の内も今日で終わり玄関に吊るした「お飾り」を取り外しました。

 

そういえば近所を見渡しても今年は、しめ縄にダイダイ・うわじろ・紙垂を吊るして作った「お飾り」が見当たらない。どんな心境の変化だろうか。

 

最近、「今年を持って失礼したい」と書かれた年賀状がいくつか見られ、今年は発信枚数を減らしましたが、到着した年賀状も半減しました。

 

寂しい限りです。

 

忘年会もすっかり減りましたが、新年会も元会社OB会が一回予定されているだけで極限しています。

 

各種行事もイベントもまだまだ自粛されています。

 

自治体が発行していた各種書類(基本計画書・報告書等々)の冊子の配布は廃止され、ホームページや閲覧室での閲覧に変わり、市民への情報の浸透が心配されます。

 

今日は訃報が一件入り、通夜の読経は親族のみで参列者はご焼香のみ、葬儀も近親者のみ、ご香典もご辞退と書いてありました。

 

こうした自粛ムードは、直接的要因は新型コロナの新規感染者の増加でしょうが、間接的にはSNSの爆発的な普及がデジタル化を押し進め、2つの要因が相乗して、これまでの風習や習慣を一気に変えたと思う。

 

コロナが癒えて終息すれば元に戻るのだろうか。

 

コロナが終息してもデジタル化の波はもう止まらないのは確実。

 

今、コロナ規制が外れて出勤・出張がかなり戻って来ていますが、リモートワーク、オンライン授業・会議・診療などなどは定着しつつあります。

 

忘年会や新年会の減少傾向も元に戻ることはなく、多くは家族会や普通の飲み会になって行くことでしょう。

 

過去に習慣化・風習化して来た年賀状や正月のお飾りなどは、自粛ムードにつられてしまっていますが、元に戻ることはないでしょう。

 

新型コロナとデジタル化は、私たちの生活を一変させてしまいましたが、隣組の助け合い、友人同士や良き先輩後輩の関係、市民・事業者・行政の連携・協働などまで希薄になってはなりません。

 

何事も行き過ぎて、人間関係まで壊してしまったら元も子もないでしょう

 

成長や競争や効率化は必要でしょうが、謙虚さとのバランスでしょう。