NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
昨年(2022年)5月、「改正道路交通法」が施行され、運転技能検査が義務化されるなど高齢者の講習制度が変わりました。
■ 先ずは一定の違反歴のある人とない人に分けられ、ない人は「認知症検査」へ、ある人は「運転技能検査」を受けて合格した人だけ「認知症検査」へ。
■ 運転技能検査で免許更新期間までに合格をしない人は、運転免許更新ができない。
■ 認知症のおそれがない人は「運転講習」へ、合格した人は「運転免許更新手続き」を行い終了。
■ 認知症のおそれのある人は「医師の診断」へ、結果認知症でない人は「運転講習」を受けて合格した人は「運転免許更新手続き」を行い終了。
■ 医師の診断で認知症とされた人は「免許取り消し」等になる。
こうして始まった改正道路交通法下で、警察庁の統計によると75歳以上高齢ドライバーによる車やバイクの交通死亡事故は、前年に比べ33件増の379件で2年連続の増加になったという。
379件中、アクセルとブレーキの踏み間違いなど操作ミスが30.1%と最も多いという。
一昨日も、道路を逆走をして歩道に突っ込み歩行者2人を巻き込んで死亡させ、建物の壁に激突するという悲惨な事故が起きました。
昨日(3月5日 日)は、地元神社の例祭のあと、世話人・新旧自治会役員の懇親会になりましたが、高齢者の人身事故や運転免許返上の話が話題になりました。
行動範囲の縮小を口実に、なかなか免許返上の決心がつきませんが、夜間の運転だけは絶対にしないということを心掛けている仲間が多い。
筆者も市民環境活動で未だ車は手放せないが、次の3つは心掛けています。
◆ しまだ環境ひろばの会合は夜間には開催しない。
◆ 夜間の運転は決してしない。
◆ 知らない土地での運転はしない。
要は、危険な時間や慣れない土地での運転は避け、事故を未然に防ぐことだ。
そして、交通規則を守り、安全運転に最大の注意を払うことを改めて肝に銘じたい。