「島田市議会 2月定例会」3日目を視聴

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

昨日(3月9日 木 pm)は、島田市議会 2月定例会 一般質問」3日目、M議員の質問をオンライン視聴しました。

 

M議員は、(1)リニア中央新幹線問題(2)市役所周辺の施設の整備問題(3)公共建築物の更新問題3つの問題を取り上げました。

 

 リニア中央新幹線工事に対する市長の発言について

 

M議員は、市長が記者会見等で、リニア中央新幹線トンネル工事を巡り、JR東海山梨県内から静岡県境に向けた高速長尺先進ボーリング削孔を始めたことについて「ボーリング調査はした方が良い」と述べてきたことに対し、その技術的根拠や調査の不確実性等の見地から市長の発言の背景を問いました。

 

これに対し市長は調査によって正確なデータが得られれば、建設的な議論に入り、具体的な対策を立てることができる。

 

そうした意味で田代のダム案というのも科学的意味合いだけではなくて、政策的に議論をするという意味で評価しセットで考えていると、一貫してこれまでの発言を繰り返しました。

 

M議員は最後に、「発言は慎重に」と言って本件を締め括りましたが、本件は未だスッキリしません。

 

■ 市役所周辺施設整備について ■ 公共建築物の更新について


市役所新庁舎の完成に合わせて、来年度はプラザおおるり内部の改修や周辺施設整備が行われる。

 

また島田市公共施設等総合管理計画が令和4年10月に改訂された。令和5年度の施政方針の中に「公共施設の再編計画を策定」するとあったがどう進めていくかを質しました。

 

これに対して市は具体的な案件を上げて、計画(市民の要望・必要性・耐久性・予算等々を考慮)に基づいてしっかりと進めていくと回答しました。

 

人口減・少子高齢化・財政難に対応し、集約化、コンパクト化の方向(縮充)は必須条件だ。

 

一方で市民の要望は複合化する中で、どうバランスをとって効果的に運営を図っていくか、市政の力量が問われる。