「相賀の里の会」、総会前の事前会議に出席

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(3月25日 土 pm)は、通常総会に先立っての「相賀の里の会 事前会議」に出席しました。

 

 ※ 相賀の里の会とは、島田市の郊外、北部に所在する人口900人弱(300余世帯)の山間の地区で、過疎化の進展とともに人口が減り出し、このままではいけないと、地元民と周辺の有志が発起人となって、賑わいのまちづくりを目指して平成27年10月に結成した会です。

 

筆者は地元住民ではありませんが、発起人の一人として事務局長を担って、6年間計画立案と実行に奔走し、現在は顧問として見守っています。

 

今年で8年目ですが、どんな市民活動団体でも6年も経つと、運営上の不満が出てくるものです。

 

新しい血や新しい人材が出て来て、新しい発想で会を運営していくことは良いことですが、問題は目的に向かって前進ができているかどうかです。

 

これまでの相賀の里の会は、過疎化に歯止めをかけるべく、地域活性化を目的としていましたが、2年前に会則を変更し目的を相賀地域において杏子等の植樹活動や地域に貢献する活動を行うことにより、相賀地域の地域振興及び環境整備に貢献するとともに、会員相互の親睦を目的とする」としました。

 

この2年間は改定した会則に基づいて、中核の「杏子の植樹活動(杏子畑の草刈り・お花見会・収穫とジャム等の加工)のみの活動になりました。

 

今日は総会に先立って、令和5年度の計画(活動計画・予算計画等)を会員がどう考えているかの意見聴取の会です。

 

久方振りの会合で、相賀地区の自治会(町内会)の動静(役員人事・相賀小学校廃校・お祭りなどイベント運営等)や、当相賀の里の会がどう絡んでいくか等、議論は多岐に渡りましたが、相賀の里の会は地域の活動団体ですので、地域の動静と関わりない活動は出来ないようです。

 

意見交換は午後1:30から始めていつの間にか5:00、改めて地域への貢献を再確認した上で、本題の「新年度の計画」を次のように決めて散会しました。

 

 ■ 杏子畑の草刈り(5~9月間、毎月第一日曜日 朝8:00頃)に出動する。

 ■ 杏子の苗が枯れた場所と本数の調査を行い苗を補充発注する。

 ■ 再植樹する場所の土壌改良を10~12月間で行う。

 6月10日(土)杏子の収穫祭(ジャム・干し杏子・杏子酒等の加工)を開催し、参加を呼び掛ける。

 ■ 新年度の総会は、5~6月の草刈りの後に行う。

 ■ 会のオフィシャルの行事の連絡は、「事務局長」に一本化する。

 

杏子の郷づくりを目指して8年目、杏子が徐々に成長して来ました。

 

今は未だ評価の対象になりませんが、後世の人から「相賀にもそんな団体があったんだ」と言われたいものです。

 

相賀地区には、相賀の里の会のような地域貢献を目的としている会は他には見当たらない。自治会やコミュニティと連携・協働して成果を上げたいものです。