「ゼロ・ウェイスト研究会」との意見交換

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(4月11日 月 am)は、島田市でごみについて考える主婦のグループ「ゼロウェイスト研究会」の招きで、意見交換会に臨みました。

 

ゼロ・ウェイスト研究会では、来る5月14日(日)島田市地域交流センターにて「ごみゼロフェス 静岡」を開催するという。

 

お笑い芸人でありゴミ清掃員でもある、マシンガンズ滝沢氏(サスティナブル広報大使)が主宰する「滝沢ごみクラブ」の企画する「ごみフェス2023」、5月3日はゴミの日、5月30日はごみゼロの日、この約1ヵ月を期間とし、『ごみを通じて人と社会と絆をつなぐ』をテーマに、全国各地で独自のイベントを開催する。


この企画に乗って、静岡では島田市にて「ココロとカラダと環境に優しい」のコンセプトで8年間飲食店を経営しながら、「ゼロ・ウェイスト研究会」を率いるSさんが発起人となり、静岡県内初ごみフェスを開催するということだそうだ。

 

今日はイベントに向けて、日頃ごみの減量化に取り組んでいる「しまだ環境ひろば」にアドバイスと当日の協力を求めてきたもの。

 

当日は、会場に数店の「量り売り店」をオープンしたり、ごみの減量に取り組んでいるグループの討議や、先述の「滝沢さんの講演」などなどを予定しているとのこと。

 

しまだ環境ひろばも、ごみの減量「大説明看板」を貼りだし、協力を約束しました。

 

5月14日(日)は、さぞ賑やかな「ごみゼロフェス静岡」になることでしょう。

 

今日は、ごみに関する情報交換を多岐に渡って行いましたが、筆者は17年間も取り組んで来て中々成果が出ないことに空しさを感じている。

 

今日は、若いSさんにごみの減量を強く託しました。

 

ごみはなぜでるのか、ごみは人間が知らず知らずのうちに作っている。クセとなって染みついている。

 

多くのごみは行動を変えれば無くなることに早く気付く必要がある。

 

ごみとなる原因は、種類毎に全て異なるので細かく分類することが肝心だ。

 

例えば生ごみは一括りにしてはいけない。調理くずもあれば食べ残しもある。野菜もあれば魚・肉類もある。ごみにしない方法は細かいごみの種類別に、ごみにならない方法を考えることだ。紙類もプラスチックも全てそうだ。

 

主催者のSさんたちは、ごみゼロの集会やイベントを開いて市民の環境意識の向上を目指すことを考えているが、筆者はもうその時代はとうに過ぎたと考えている。

 

視察会、勉強会、体験会、数多くやって来たが成果が出ない。

 

ごみを作っている毎日の行動を変えなければならないことを強く感じる。

 

今日は、ごみ問題の明日を担うSさんに強く託しました。