6月は「環境月間」、市民の環境意識の向上は?

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

6月5日(月)は環境の日です。国連では6月5日を世界環境デーと定めています。

 

国、地方公共団体等において、環境の日にふさわしい各種の行事等を実施することとしています。


我が国では平成3年度から6月の一ヶ月間を「環境月間」として全国で様々な行事が行われています。

 

世界各国でも、この日に環境保全の重要性を認識し、行動の契機とするため様々な行事が行われています。

 

島田市ではこの一か月間、次のような催しを予定しているようですが、市民自ら率先した活動ではなく淋しい限りです。

 

 ■ 市有施設でのグリーンカーテンの実施

 

 ■ 6月1日から6月30日まで 島田図書館の一画に、環境月間 特設コーナーを設置(環境関連図書の展示、市内事業所の環境活動レポート掲示グリーンカーテン実施のための朝顔の種 無料配布)を行う。

 

平成25年までは、環境月間に、「環境フェアネットワーク島田」という市民団体が主催(島田市が協賛)し「環境フェア」が盛大に開催されましたが隔世の感があります。

 

会場のプラザ・おおるりのホールは、毎年市民団体・事業者・行政各課の出展で埋め尽くされる程賑わいました。

 

更に毎年10月には、市民主導の実行委員会が主催し島田市くらしのフェア」も開催され、環境展が年に2回も開かれる程の盛況振りでした。

 

しまだ環境ひろばは、「環境フェア」・「くらしのフェア」両方にエントリーしてきました。

 

残念ながら環境フェアネットワーク島田が解散し開催権を放棄し、環境フェアは「くらしのフェア」に吸収合併され、昨年令和4年(2022年)まで続きましたが、市民団体・事業者の出展激減で、2023年は廃止が決まりました。

 

環境をテーマにしているメイン行事が無くなり淋しい限りですが、これから島田市市民環境活動はどうなって行くのでしょうか。

 

市は市民から相談があれば、発表の場は積極的に斡旋したり、提供すると言っていますが、どうなることでしょう。

 

市民・事業者・市の「連携・協働」とはこんなものでしょうか。ちょっと違うのではないでしょうか。

 

「環境月間の行事は、こんなことを考えようではないか」と、双方からアイディアを持ち寄った連携・協働ができないものか。

 

昔を省みて、反省をする今日この頃である。