集団活動は「主担当制」か「共同作業制」か。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日は、6月20日 火曜日、今年度も4半期(3ヶ月)が過ぎようとしています。

 

しまだ環境ひろばの次の活動は、7月初旬から始まる「大豆の栽培」で、筆者はその準備と、過日終わった元会社のOB会の残務整理・生活情報交換会の150回記念誌づくり等々で結構忙しい。

 

元会社のOB会の事務的作業は、もっぱら一人で担って来ましたが、今年度より後進に引き継ぐべく共同作業を始めました。

 

また、生活情報交換会150回記念誌づくりも幹事6名の共同作業(役割分担)です。

 

さて、しまだ環境ひろばの活動は、発足から10年位は殆どは共同作業(一斉出動)でしたが、後半の10年以降は「主担当制」に移行し一人作業が多くなりました。

 

ボランティア活動(無報酬・個人の都合優先)の共同作業は無責任体制になりがちで、仕事の出来映えや品質を維持しようとすれば、結局誰か(主に役員クラス)に皺寄せがいく。

 

そんな過程を経て、しまだ環境ひろばは現在「主担当制」に移行し、細かいことに注文は付けず主担当者に一任しています。

 

主担当者は、自分の裁量でその仕事を任され、全体最適を維持管理しています。

 

勿論、会員はいつでも誰でも、新しい活動でも、提案して「当該活動の主担当」になれる道は開かれています。

 

主担当制は良い点もありますが、会全体の融和や話合いが希薄になるという欠点があります。

 

誰からも文句は言われず、自分の裁量でできることは気持ちは非常に楽で、慣れてしまえば快適ですが、実は集団活動には向きません。

 

今、筆者はしまだ環境ひろばの活動の他に、元会社のOB会事務局で、一回り若い幹事さんと引継ぎを兼ねて共同作業を始めていますが、実は戸惑っています。

 

気遣いでしょうが、細かいことまで報・連・相を受けていますが、さぞ面倒なことでしょう。

 

また生活情報交換会の150回記念誌作りも、幹事会で共同作業を行っていますが、基本構想と役割分担した範囲で、素案作りまでは各人の裁量に任されています。

 

「主担当制」か「共同作業制」か、市民活動は時間はかかっても、「共同作業制」が本来の姿なのかも知れない。

 

この数日、主担当制と共同作業制を並行して進めている中で、集団作業の難しさを改めて感じてしまいました。

 

いずれにしても良い作品づくりをしようと改めて心に刻みました。