日本列島は大雨と猛暑の二極化、温暖化対策は

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

昨夜(7月19日 水)は、九州北部から山陰・北陸・東北に広く横たわっている前線のおこぼれを貰って、中部地域にも通り雨を期待しましたが雨量はゼロでした。

 

東北方面は嫌と言う程大雨になっているのに、中部地区はこの先しばらく雨の兆候はなく、日本列島は大雨と猛暑が二極化しています。

 

気象庁は今日(7月20日)、中国・近畿・東海地域の梅雨明けを発表しました。

 

連日、しまだ環境ひろば御仮屋市民農園では、主担当のSさんが炎天下の中、移植した大豆の苗への水かけに出動しています。

 

中溝町コミュニティ農園でも、比較的日照りには強いサツマイモや里芋、スイカやカボチャも葉っぱがしおれる程で、主担当の筆者も連日出動しています。

 

九州北部から山陰地方、北陸から東北地方に横たわり大雨をもたらす梅雨前線は、梅雨末期の例年の傾向だという。

 

しかし大雨の程度は異常で、天気予報も「過去に経験のない」とか「100年に一度」とか表現し、温暖化の影響は明らかです。

 

私たちがとるべき行動は2つ

 

 ■ 異常気候に対し、過去の経験を充てにしない事前準備と早めの行動

 ■ 温暖化はもはや他人事ではない。一人ひとりが当事者意識を持って温暖化対策(CO₂排出削減)を実行しなければならない。

 

温暖化は、私たちの便利なくらしが作ってきた人災です。

 

くらしの中には、明らかな無駄勿体ないと思われることがいっぱいあります。

 

例えば一人が一日で出すごみは、両手にのるくらい(700~800g)ですが、人口10万人の島田市では一日80トンにもなり、年間では約30,000トンになります。これを日夜焼却処理をしています。

 

両手にのるくらいのごみの中には、市民がその気になれば分別して資源になるごみが半分以上あり、ごみ焼却センターから排出されるCO₂も半減するのです。

 

くらしの中で、燃えるごみ袋に無造作に突っ込んでいるごみ!悪いクセになっている習慣、これを直すことでCO₂は減るのです。

 

そのごみは、「燃えるごみ袋」に入れなければならないのか。分別して資源にならないのか。ごみを捨てる時に考えて見よう。

 

悪いクセを直すだけでごみは減ります。便利な生活までとは言いません。

 

せめて無駄なこと、勿体ないことは今日からやめよう。