今、地球は温暖化ではなく「沸騰」が始まった。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(8月2日 水 am)の未明、島田市街地にも線状降水帯と思われる豪雨が降り出し、激しい雨の音に驚き目が覚めました。

 

纏まった雨は約一ヶ月振りか、しまだ環境ひろばが維持管理している「御仮屋市民農園中溝町コミュニティ農園」恵みの雨となり、今日は水やり作業はなく非常に助かりました。

 

今日の日経新聞朝刊38頁の社会欄に「線状降水帯未明・早朝多く 午前0時~8時台に5割発生」の記事が報じられました。

 

今日の早朝の豪雨にピッタリの記事で、過去2年間の気象庁の分析では、上空の空気が夜間に冷え、大気の状態が不安定になることが要因だという。

 

テレビでも、線状降水帯の通過による激しい雨で、ビルの工事現場の作業やぐらが吹き飛んだり、雹によって屋根が突き破られたり、強烈なニュースが報じられています。

 

記事は、避難行動が難しい夜間の豪雨への備えに警鐘を鳴らしています。

 

同じ日経新聞の2頁の「社説」では、「酷暑の日常化へ対応を急げ」とこちらも熱波への対応と温暖化対策の重要性について警笛を鳴らしています。

 

記事は、国連のグテレス事務総長の発言「地球は沸騰が始まった」を引用して、今や地球は「温暖化」という手ぬるい状態ではなく「沸騰状態」が始まったということだ。

 

異常気象は新しい日常になりつつあり、社会システムの変革を進めるべきだとしています。

 

 ■ 先ずは猛暑対策の徹底:小まめな水分補給

 ■ 学校の部活や大会開催時期や場所:涼しい時間帯や場所の変更(高校野球など)

 ■ テレワーク:旅行や休暇と仕事を兼ねるワーケーション化など

 

今、世界は、産業革命前からの気温を1.5度以内に抑えることを目標にしていますが、既に現在は1.1度上昇して、この気候変動(熱波・豪雨)になっています。

 

温暖化対策で手を抜けば、その影響はしっぺ返しとして私たちに必ず降りかかって来ます。

 

そうならない前(今)に、私たちの暮らしの中で今できることをやらなければならない。家庭ごみの減量などは今すぐできることです。後世にツケを残してはならない!