外交も地域の人間関係も心遣いが大事かな。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

しまだ環境ひろばは、政党や宗教や主義主張等から距離を置き、これまで会の中では論議したことはありませんし、これからも変わりません。

 

この半月余り、東電福島第一原発事故による処理水の海洋放出について、中国政府から日本産の水産物の全面輸入禁止とその加工までも禁止とする宣言が、各所で議論が沸騰しています。

 

またまた中国の嫌がらせか、と水面下ではうんざりする意見や論調が多いが、一方で冷静な見方とその対応を示唆する動きもあります。

 

今日(9月10日 早朝)のNHKラジオ第一放送で、長く中国上海に住んでいるある日本人の話。

 

嫌がらせの電話や、日本人学校や商店に生卵やレンガを投げ込まれたとのことだが、中国人と仲良く付き合っている自分には全くそういう行動はない。

 

日本人と付き合いのない一部の中国人が行っている行動であり、冷静に見た方が良いとの指摘。

 

他方、今回の放出決定前に外務大臣とか経産大臣とか環境大臣を派遣して、事前説明を尽くして置く必要はなかったのか、という意見もある。

 

本当に国と国の付き合いや外交は難しいが、人間関係も同じで、日頃からの交流や根回しは、媚びることはないが多すぎることはない。

 

昨日(9月9日 土)は、筆者が事務局長(この3月までは顧問)として活動していた「Sの里の会」のS会長から声が掛かり、島田花火大会の会場で花火を見ながら、今後の同会のあり方を懇談しました。

 

事情で退会した筆者を気軽に招待してくれ、その度量や配慮に感謝し、今後も同会の発展と、アドバイスを求められれば温かく応えようと意を強く持ち、気持ち良く家路につきました。

 

退会の理由も話せないまま中途半端に退会し、もやもやしていましたが、昨日は筆者の本当の気持ちを話すことができスッキリしました。

 

人と人との関係は何かを機会に修復が可能ですが、国を背負うと急におかしくなる。

 

国と国との関係は複雑に入り組んで大変ですが、人が絡んでいることであり、心遣いが大事かも知れない。