今朝のNHKテレビで「紙おむつリサイクル」を放映

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(9月20日 水)のNHKテレビ 1チャンネル朝7時、「紙おむつのリサイクル」のニュースが流れました。

 

ごみ全体に占める紙おむつの比率は、現在5%程度だが2030年には7%になるという。

 

嘗ては紙おむつの多くは乳児用であったが出生減で生産量は減り、代わりに伸びて来たのが大人用で、トータルして増加している。

 

番組は一大観光地化した鎌倉市を取り上げて紹介しました。

 

 ■ 鎌倉市は、既存の焼却センターの劣化を契機に新焼却センター建設を計画、現在年間3万トンのごみを焼却しているが、この際「ごみを1/3に減量」に挑戦するという。当然ながら新焼却センターの焼却能力も大きく削減をする予定。退路を完全に断った!!

1/3減らすと思ったらそうではなく、1/3にするという。不退転の覚悟だ。

 ■ 燃えるごみに占める「紙おむつ」の量は約10%、紙おむつを多く排出している3つの事業所に紙おむつリサイクル設備を設置するという計画。

 ■ おむつ工場の誘致は、良いと分かっていてもいざとなると誰も嫌う。おむつの排出施設内に置くはグットアイデアだと思う。

 ■ ごみの減量作戦「ごみゼロウェイスト かまくらを立案、現在全国のごみ先進都市や紙おむつリサイクル自治体・工場を調査中で、令和7年度(2025年)稼働だという。

 

番組は続いて、鹿児島県のある市(志布志市ではないかと思う)を取り上げました。既に紙おむつ再生企業と組んで、紙おむつの分別収集~再生~再使用の実態を紹介した。

 

紙おむつのリサイクルは、再び紙おむつに再生する方式と、他の紙製品に再生する方式と2種類ある。

 

環境省は、既に全国で「紙おむつリサイクル自治体」が30自治になったことを公表、近々3倍の100自治まで伸ばす計画だという。

 

ごみの先進都市はやることも速いし、ごみの全体量の削減目標もダイナミックだ。

 

しまだ環境ひろばは、第三次島田市環境基本計画策定時に、ダイナミックなごみの削減と紙おむつの再生工場の誘致を提案しています。