日本の祝日は、アメリカよりも多いか少ないか?

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(10月9日 月)は、国民の祝日「スポーツの日」です。

 

昭和41年の「国民の祝日に関する法律」の改正1 により、10月10日を「体育の日」として設けられました。

 

体育の日は、平成10年の法改正 2により、平成12年から、現在の「10月の第2月曜日」となりました。

 

令和2年からは、名称を「スポーツの日」と改め「スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある社会の実現を願う」日とされています。

 

ところで国民の祝日は現在年間で16日ありますが、3種類あることは余り知られていません。

 

 ■ しっかりと月日が決まっている祝日:元日・建国記念日天皇誕生日・昭和の日・憲法記念日みどりの日・こどもの日・山の日・文化の日勤労感謝の日=10日

 

 ■ 月と曜日(月曜日)が指定された祝日:成人の日・海の日・敬老の日・スポーツの日=4日

 

 ■ 月日も曜日も指定されていない祝日:春分の日秋分の日(国立天文台が毎年2月に公表する暦要領により来年の春分日と秋分日が決まるとのこと。

 

今朝のテレビ番組で、「日本の国民の祝日アメリカよりも多いか少ないか」のクイズをやっていましたが、正解は「多い」でした。アメリカは10日だそうです。

 

それではちなみに、世界の国々と比べたらどうなるか。

 

 ■ 祝日が多い国:タイ 23日・中国 21日・韓国 17日・インド 17日

 

日本人は働き過ぎと言われていますが、祝日以外に全ての土・日が休日で、しかも祝日と繋げての連休も多いので休日数はトップクラスです。3日以上の連休は、年間で8回もあります。

 

ただ労働者のための「有給休暇」は、日本人の消化率の低さに比べて、西欧諸国は100%消化が常識、その辺りが働き過ぎの評価に繋がっているのではないか。

 

今日は国民の休日「スポーツの日」、早朝から花火が鳴っていましたが、どこかで運動会でもあるのか。あいにくの曇天であるが何とか曇りでいてもらいたい。

 

連休は大いに楽しんで頭の中を空っぽにして、明日の休み明けは溌剌とした気分で出社・登校してもらいたいものです。