「島田川小水力発電事業計画」打合せ

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(10月13日 金 pm)は、島田川水力発電事業計画」について、企画・協力を頂いている発電機メーカのS工業所さんと打合せしました。

 

島田川のうぐいす橋付近の落差は、島田市内の用水路では水量も水勢も一級品であるが、構造物(側壁・水底等)が古く果して水車の設置が可能かどうか。

 

昨今、気候変動に起因する河川の氾濫によって大災害が発生し、河川の中に構造物を設置することは大変厳しい状況下にある。

 

今日は結論を持ち越しましたが、一方で地球温暖化防止対策は待ったなしの状況で、自然エネルギーという財産を持っている地域は頑張らなければならない。

 

脱炭素の3大政策は、CO₂の吸収(森林と海)、省エネなど技術改革、再エネの創出と言われていますが、あらゆる知恵を出して脱炭素を実現しなければならない。

 

水力発電(再エネ)も脱炭素達成のための貴重な財産だ。

 

東京都に小水力発電をやれと言っても無理な話だ。

 

島田市は、身近な用水路の中を結構な水が流れ、島田市民であれば誰もがこの水の勢いを活用して発電ができないのかと思っている。

 

それもその筈、大井川には水は流れておらず、山奥のいくつかのダム・発電で使い終わった水が、トンネルを経由して島田市の多くの用水路に本流が流れ下っているのだ。

 

この用水路を活用して小水力発電をしようというものですが、いざやろうとすると、水利権問題、用水路の改造問題、経済的採算問題、いくつものハードルがある。

 

今のままだと一歩も進まないが、水は今日も滔々と流れています。

 

島田市は2021年3月、「ゼロカーボンシティ宣言」をしました。

 

やはりここは、市のトップがその気になり、再エネ自給率100%宣言(現在27.6%で全国トップクラス)をして、小水力発電も有力な手段とすべきなのである。

 

折しも、来る15日は島田市主催の「しまだ脱炭素 未来ワークショップ」が開かれ、政策提言がなされます。

 

筆者(しまだ環境ひろば)もエントリーしました。再エネの創出は当ワークショップの最大の課題に取り上げられています。ガンバロ~。