今日は地元自治会主催「庚申様供養」に出席

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(10月29日 日 am/pm)は、地元自治会主催の「秋の庚申様供養祭」に出席しました。

 

地元自治会の世話役さんたちが中心になって、3月の「追松稲荷神社祭典」、8月の「二十三夜尊・お施餓鬼供養」、4月・10月の「庚申様供養」、12月の秋葉神社祭典」の神社関係の行事を行っています。

 

世話人さんたちは、稲荷庵(現在の東公会堂)の境内に祀ってある、お地蔵さんや庚申様の清掃等の世話をしています。

 

筆者は、地元自治会の役員を務めましたので、稲荷神社の清掃や前述の行事にはお呼びをかけてもらっています。

 

今日は「お庚申様供養祭」で、人間のお腹の中には3匹の虫がいて庚申の夜、体内から抜け出して天上に上り天帝様に告げ、天帝様は悪さを重ねる人の命を奪うという言い伝えがあり、よって庚申の日は、虫が出ないように酒宴などを催して寝ないで夜を明かしたと伝えられています。

 

※ 十干と十二支の組み合わせで60日に一回やって来る庚申の日(かのえさる)は、庚申様を祀る行事が全国で広く行われてきたという。

 

昔は地元町内会では、あ婆さんたちが稲荷庵に集まって夜遅くまで念仏を唱えてお庚申様を供養していました。

 

おばあさんたちの楽しい集いでしたが、今ではすっかり拠り所を無くしてしまい、現在は世話人さんたちに英々と引き継がれて今日に至っています。

 

今日は、世話人自治会現役役員・元役員が集まって「なあむぼんてんたいしゃくせいめんこんごうどうじ」を繰り返し唱え供養をしました。

 

供養祭が終わった後、情報交換を兼ねて懇親を行い散会をしましたが、世話人会も高齢化し、若返りが話題になっているようです。

 

信仰や宗教の自由が論じられていますが、地元に昔からこうして生き継いだ神社関係の行事は、住民の絆の維持からも大事にして行きたいものです。

 

内容をガラス張りにして、参加も自由に、昔のしきたりや住民の苦労を偲びながら供養に務めたいものです。