NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
数日前に、月次定期診療と後期高齢者健診を兼ねて、かかりつけ医に通院しました。
9月より予約の仕方が「オンライン予約」に変わり非常に楽になりました。
これまでは、9時からの診療開始に対し朝6時頃から医院の玄関に並び、7時に玄関が開き受付リストに名前を書き入れて順番を確認して一旦自宅に戻り、9時頃再訪問してきました。
早朝並んでいる人を見ると、患者本人は少なく、朝方忙しい主婦であったり通勤時間前の旦那さんであったり、特に冬の早朝は気の毒でした。
こんな光景が何十年と続いて漸く無くなりましたが、何故か「診療無しのお薬のみの処方」は、オンライン予約はできなく、これまで同様に「電話予約」が残りました。何と不効率なことか。
コロナ以来、デジタル化が一気に進み、役所の各種手続きはオンライン化へ、仕事も在宅勤務やリモートワーク等々本当に効率化しました。
それに比べて、医療関係のデジタル化は何と遅いことか。
やっとオンライン予約となったものの、薬の処方も診療もアナログのままで停滞しこれ以上進みそうもない。
筆者は、後期高齢者健診で少しコレステロール値が高いとの診断で、一ヶ月に一度のお薬の処方と定期検査を3年程受けて今日に至っていますが、診療時間はいつも1分です。
是非とも「オンライン診療」を切望しますが、その気配すらありません。
月一回のお薬の処方と定期検査は安心料として許容できますが、通院は止めて「オンライン診療」にしてもらいたいものです。
政府は「健康保険証とマイナンバーカードのひも付け」や、「診療カルテ」を通した「オンライン診療のシステム化」へと舵を切っています。
僅か1分の診療のために予約時間に医院に出向くことは、特に高齢者は苦痛になっています。
是非共「オンライン診療」の早期実現を切望したい。