「島田市議会11月定例会」オンラインで視聴

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

島田市議会11月定例会」が始まり、今日(12月4日 月)は一般質問2日目です。

 

一般質問は、質問内容が予め行政に示されて答弁書が用意され、それを市長及び市長の代弁者が読み上げるものです。

 

続いて一問一答に移り大概の場合、所轄部長が答弁します。

 

過日、相賀地区のA議員から議会傍聴かオンライン視聴の要請を受けて、午後2:00から約1時間オンライン視聴しました。

 

A議員は相賀地区出身の議員で、嘗て相賀地区の活性化を目的に「相賀の里の会」を立ち上げた仲間です。

 

筆者は「相賀の里の会」の発起人の一人ですが、現在は側面から同会を見守る立場で、A議員を始め同会の発展を願っています。

 

A議員が今回取り上げた質問は「子供の貧困対策の取り組みについて」と「インクルーシブ教育の取り組みについて」の2つで、市の考えを質しました。

 

  インクルーシブ教育とは、障がいのある者と障がいのない者とが共に学ぶ仕組みで、共に学ぶことを通して共生社会の実現に貢献することを目指しています。

 

市は、全国の子供の貧困率は、13.9%(平成27年調査)、直近では11.5%(令和3年調査)、これに対し島田市9.11%で全国平均より低いが、特に一人親世帯への支援強化が必要だと考えていると述べました。

 

支援の中身は、➀ 生活支援 ➁ 教育支援 ③ 就学支援 ④ 就労支援(保護者)に分けてしっかり推進して行く由。

 

子供たちの居場所づくりは具体的には、市内のボランティア団体が運営している子ども食堂「駄菓子屋さん」を支援しているとのこと。

 

子供の貧困は決して放置はできないので早期発見に努め、来年4月発足予定の「子供家庭センター」を中心にして強化推進を計りたいと述べました。

 

子供の貧困は子供に責任はなく、受ける権利のある教育を受けられない子供は作ってはならないと思う。

 

次いで「インクルーシブ教育の取り組み」については、市は特別支援学級の充実を図り、保護者とタイアップして効果を上げているとのこと。

 

専門知識を持つ検査員3人を擁して各学校を巡回し、特別教育該当者の審査の充実に努めている。

 

また、障害のある子供とない子供の交流は、運動会や修学旅行を通して実施しているが、他者を労わる気持ちの醸成に繋がっており、今後も子供一人ひとりに向き合って進めて行きたいと述べました。

 

明日は一般質問3日目です。朝からM議員が登壇し、「リニア問題」を取り上げますので、オンライン視聴の予定です。