高齢者のデジタルディバイト(情報格差)

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

母校を昭和37年に卒業した3人が、去る9月最近完成したN君宅の日本庭園で名月を眺めながら一献傾ける会を開催しました。

 

次回はもう少し参加者を増やそうと、その場でSNSで勧誘し会員は5名となり、去る10月、5人が集まり楽しい一時を過ごしました。

 

会は「805会」(80歳が5人の意味で、歳を取るごと、参加人数が増えるごとに名称が変わる)と名付けました。

 

昨日(12月7日 木)、筆者の提案で805会のLINEを開設することになり、先ずは筆者がN君と自分の2人のグループを立上げ、次いでN君が後の3人をグループに招待、3人から返信が届き、5人のLINE交信が始まり、昨夜は交信が行き交いました。

 

今、世の中は65歳以上の高齢者の「デジタル ディバイト」が問題になっています。

 

デジタルディバイトとは、社会の急速なデジタル化に伴い、デジタル化の恩恵を受けられる高齢者と、そうでない高齢者に2分化され、経済的格差や情報格差発生していることをいう。

 

デジタル化に耳を背けている高齢者の言い分は、「必要ない」と「やり方が分からない」が2大理由となっていますが、筆者が見て来た経験で「やり方が分からない」人の大半は、覚えようとしない人です。

 

今、デジタルディバイトをつくらないように、国や自治体は無料の勉強会や、現場での実践的手続き指導等々、かなりの資金と労力を注ぎこんで、落ちこぼれを作るまいと必死です。

 

「805会」は、5人共健在です。

 

筆者の所属している「生活情報交換会 幹事会」6名は、通常の報・連・相はLINE、添付資料や長文になる時はパソコンのEメール、月一回の幹事会は「ZOOM」によるオンライン会議を開催し使い分けています。

 

「元会社のOB会 幹事会(10人)」も、LINE交信が前回幹事会で確立しました。

 

お蔭様で筆者の身近な高齢者の仲間では、明らかなデジタルディバイトの兆候は見当たりません。

 

役所の諸手続き、病院の予約診療、学校や職場のリモートワーク等々物凄い勢いでデジタル化が進んでいます。

 

デジタル化に耳を背けて、不利益を被らないように、何でもその場で覚えてしまうクセを付けたいものです。筆者もそうありたい、と努力中