所轄課と「真の協働」を意見交換してみよう。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

しまだ環境ひろばは、島田市が環境基本計画の策定のため集めた「市民環境百人会議」が、策定と言う使命を終えて一旦解散し、改めて「しまだ環境ひろば」となって再発足したものです。

 

5分科会(水とみどり・ごみ・エネルギー・食生活・市民環境教育)に会員を十数人づつ配置し、切磋琢磨した活動が展開されました。

 

発足した当時は、環境基本計画の中に書いた市民の取り組みは、自分達が市民の先頭に立って率先してやるんだ、という意気込みに燃えていました。

 

環境基本計画には、目標ごとに市民がやること、事業者がやること、行政がやることが書かれ、活動を分担して共同で目標を達成する仕組みになっていました。

 

ところが、環境基本計画が第二次・第三次へ進むに従って、活動はバラバラになり、最近は一緒に活動する機会は殆んどありません。

 

従って、所轄課を訪問する必要もないし、話合いの機会も非常に少なくなりました。

 

しかしこれではいけないと、連携・協働を持ち掛けていますが、どうもしっくり行きません。

 

環境基本計画の目標を、市民・事業者・行政が分担して、必要な時は連携・協働してどう目標を達成して行くかの仕組みがなく、一年の実績評価の場(環境意見交換会)も単なる報告の場になっていることが最大要因です。

 

更に、嘗ての「据え膳・上げ膳」の過剰行政サービスが影を薄めたことも影響しています。

 

筆者は行政の過剰サービスには大反対で、縮小に舵を切った行政には大いに賛同していますが、これを解決するのが「真の連携・協働」ではないでしょうか。

 

目標に向かって、市民と事業者と行政が仕事を分担して、ある時は共同して目標を達成し成果を上げることではないか。成果を軽んじていないか。

 

来週から嘗て関係の深かった関係所轄課を回って意見交換して見ようと思う。