今年度の「手づくり味噌の会」の全容纏まる

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

1月の恒例行事となったしまだ環境ひろば主催「新春 手づくり味噌の会」の開催予定が纏まりました。

 

■ 開催日程:1月7日(日)・8日(月)・9日(火)・10日(水)・20日(土)・21日(日)・23日(火)・2月3日(土)・既に12月11日(月)に一回目を終了しているので9日(9回)内2回は島田市農業振興課さんと共催します。

■ 参加者:一般市民総勢約100名(会費制)

 集合:一般市民は希望の容量の入る容器(カメ等)を持参、体験希望者は持参した容器に希望の容量を仕込んで持ち帰り。

■ 会場・協力:島田市東光寺「有機農家の園田農園さん」

 

コロナの前は参加市民が協力して、全ての作業を対面形式で体験しましたので、行事名も「手づくり味噌の体験会」と名付けて、一般市民の参加募集をして来ました。

 

コロナ禍で体験方式は自粛し昨年までは、「完成品引き渡し、質疑応答形式」に全面的に切り換えましたが、今年よりは体験希望者も積極的に受け付けています。

 

 <コロナ前の対面による体験方式:味噌が出来上がるまでの工程

 

 ◆前日に参加者の代表が大豆を洗い、釜戸の鍋の中に水を張って一晩浸し翌朝5時、会場の園田農園さんが釜戸に火を入れてくれました。

 ◆ 参加市民は朝8時には会場に集合し、釜戸に薪をくべながら大豆を指でつまんで潰れるくらいまでひたすら煮込み。

 ◆ 次いで園田農園さんが用意してくれた米麹と塩を混ぜ合わし作業を経験。

 ◆ 煮上がった大豆はざるに上げて良く冷やし大鍋へ、塩の混ざった米麹も大鍋に入れて良く混ぜて、ミンチ機に掛けて練り合わせ。

 ◆ ミンチ機から出て来たものを、両手で握りこぶし大の団子状にしながら、各自持参したカメの中に空気が入らないように叩きつけながら味噌を仕込んで行く。

 ◆ 希望の容量を仕込んだら、表面から空気が入らないようにヘラで平らにし、表面を味噌ダレを塗って表面をラップで覆って完成!

 ◆ 家に持ち帰って一年間寝かす(40度以上は厳禁)

 

コロナ禍で体験方式は自粛し、一時は「完成品引き渡し、質疑応答形式」に全面的に切り換えましたが、今年度からは体験希望者も積極的に受付けています。

 

さあ、明後日(1月7日)から、今年度の「手づくり味噌の会」が本格的に始まります。

 

今年度も頑張ろう!、伝統食の継承・地産地消・無農薬の大豆・米麹で安心安全・自分で作る喜び等々、循環型社会づくりの有効な活動だ。