国際・国内共に課題は山積み、正念場!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

世界も日本も悲喜こもごもな大きなニュースが行き交い、誰もこの先が読めない程の混迷を深めた世の中になっています。

 

■ 先ずは国際情勢ですが、今日は2月24日(土)、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から丸2年、ウクライナの反転攻勢が失敗、ロシアが再び攻勢をかけようと窺っているが、どうやら長い戦争になりそうだ。

 

そのロシアだが、3月に大統領選挙を迎えるが、プーチンと言う独裁者が競争相手を次々と暗殺し圧倒的多数で当選のようだ。決めるのはロシア国民だがそれにしてもロシアと言う国は恐ろしい国だ。一人の独裁者の前で何もできない。

 

もう一つの戦争、イスラエルイスラム組織ハマスとの戦争は、パレスチナ自治区ガザの住民を巻き込んで、解決の糸口が掴めない混迷を深めた戦いになっています。

 

見るに忍びない悲惨な住民被害!、2つの国の共存が糸口のような気がするのだが

 

各国で首長選挙が行われていますが、第二次大戦後70数年保たれてきた国際協調が大きく崩れ始め、自国優先主義が台頭、世界の警察を自認していたアメリカでも、自国優先主義の急先鋒のトランプ元大統領の動向に注目が集まっています。

 

一方経済は、中国の不況、高金利の中での株高と好景気維持のアメリカ、少し回復基調のEUや新興国等々先行きは非常に不透明だ。

 

他方、世界各地で多発している気候変動による大災害!、地球温暖化は一刻の猶予も無く進んでおり、愚かな戦争などやっている暇はない。

 

COP(国連気候変動枠組み条約締約国会議)で、2050年までにカーボンニュートラル2030年までに2019年比43%削減目標を決めましたが、各国から提出された計画では実現は無理で、2025年に再提出を求めています。

 

■ さて問題は日本国内であるが、外交・経済・社会・防災・教育・環境問題が多発する中で、政治資金収支報告書の不記載問題で国会は大荒れ、来年度予算の成立も危ぶまれています。

 

能登半島地震の復旧・復興問題、防衛費拡大問題、物価と賃上げの好循環問題、人口減対策と教育の無償化問題、コロナ対策、温暖化ガス削減問題(脱炭素・原発・再エネ・省エネ)、北朝鮮拉致被害者問題等々、重要問題が山積みである。

 

幸い22日(木)は、日本の株式市場が1989年以来34年振りの最高値を上回り、デフレ脱却・物価上昇と賃上げの好循環が見え始めているので、これを踏み台として山積み状態の諸問題に立ち向かいところだ。正念場を迎えている。

 

何事も成り行き任せではなく、国民の当事者意識が問われています。