「静岡歴史民俗研究会」の開催案内状届く

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(3月1日 金)、静岡歴史民俗研究会より「第53回講演会の開催案内状」が封書で届きました。

 

会を主催している会長の「望月 茂」さんからで、いつもさりげなく体への気遣いと参加のお誘いの添え書きがあり、心配りを感じる便りです。

 

来る3月6日(土)には第52回目の講演会があり予約済みですが、今回の第53回も早速予約しました。

 

筆者が同講演会に参加し始めたのは第47回からですが、大先輩で友人でもあるUさんの勧誘が切っ掛けで、それ以来講演テーマの新奇性や内容の深堀りに魅力を感じて出席しています。最近のテーマは次の通り。

 

 ■ 第47回 2022年11月26日(土)

 ➀駿府と家康の古今・未来 ➁大御所家康はなぜ駿府を選んだか(Ⅰ)

 ■ 第48回 2023年2月4日(土)

 ➀どうだった家康 ➁大御所家康はなぜ駿府を選んだか(Ⅱ)

 ■ 第49回 2023年4月29日(土)

 ➀ 東海道と家康の食文化 ➁大御所家康はなぜ駿府を選んだか(Ⅲ)

 ■ 第50回 2023年7月22日(土)

 ➀ 葵船からみる駿府城の謎解き ➁徳川家康は豊臣政権にどのように従属し、どんな役割をしたか。

 ■ 第51回 2023年12月23日(土)

 ➀ 大御所家康、なぜ駿府を選んだのか?(Ⅳ) ➁謎解き!?徳川家康墓所

 ■ (予定)第52回 来る2024年3月9日(土)

 ➀まさに「どうする家康」 ➁信長・秀吉・家康の茶文化

 ■ (次々回予告)第53回 2024年4月6日(土)

 ➀久能城と城下周辺の変遷 ➁ある青年・・・青少年の移民

 

大河ドラマ「どうする家康」に並行して、同研究会の講演も家康シリーズが続いていますが、家康が駿府を選んだ理由は、大阪と江戸の中間にあった駿府を、西(豊臣)からの攻撃を防ぐ要塞にしたものであることは間違いない。

 

そしてもう一つの理由は、幼少の時代に人質として「今川家」に預けられたが、人質とは言え今川家からは丁重に扱われ、気を遣いながらも楽しい時代を過ごし、家康にとっては思い出深い土地であったことも間違いない。

 

同研究会の講演では、幼少時代の数少ない史料を掘り起こして分析し、家康の人質時代の生活を推測し発表してくれました。

 

その痕跡は駿府城や堀・水路・石垣や書物に残っており、同研究会の講演は、足で稼いだ調査や史料を基に詳細に分析し、シリーズで発表を重ね次回は5回目を数えます。

 

次回(3月9日)のテーマ「まさに ”どうする家康”」が楽しみだ