「御仮屋市民農園」は健在!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(3月17日 日)は、しまだ環境ひろばが維持管理している「御仮屋市民農園に出動しました。いつもの通りきれいに維持管理され健在!

 

 ◆御仮屋市民農園は、島田市賃貸契約を結び、市の委託を受けてしまだ環境ひろばが維持管理している市民農園です。

 ◆12年前に、御仮屋地区に耕作放棄地があるので、市民農園に再生して見ないかと、市から言われ引き受けて、重機を入れて、会員総出で草や樹木の根を拾い、平成24年(2012年)に開園に漕ぎ着け今日に至っています。

 

 ◆広さは、約600坪(約2,000㎡)、一区画約6坪(約200㎡)を41区画つくり、市民に年間5,000円(維持管理費)で貸与しています。

 ◆賃貸契約は5年契約を2回、3年契約を一回して終了は令和7年の予定です。

 ◆去る12月18日、島田市農業振興課さんと協議し、来る令和7年8月31日をもって、当農園は市に返還することが決まりました。

 ◆理由は、しまだ環境ひろばの会員の高齢化と後継難です。この間他の後継団体を模索してきましたが、見つからず已む無く市に返還することになりました。

 ◆農園は手を入れなくなったら、一年で元の雑草地に戻ってしまいますので、市には可及的速やかに後継を探し、入園している市民に迷惑がかからないようにお願いしています。

 

さて今日は、昨年7月~今年2月まで御仮屋市民農園の空区画を利用して、若いお母さん・お父さん・子供たちを対象に「循環型社会づくりと手づくり味噌の体験会」を開催、使った畑の片付けに出動しましたが、管理人のHさんが既にきれいに片づけをしてくれてありました。

 

当農園はいつも主担当のHさんがきれいに管理してくれています。有難いことです。

 

さて当企画は、しまだ環境ひろばと「ゼロウェイスト研究会」が共催して企画したものです。

 ◆7月2日(日)大豆の種まき 参加人員12名内児童4名が楽しく400余のポットに種を播きました。

 ◆7月14日(金)大豆の苗の移植 参加人員9名内児童2名がポットから苗を抜いて畑に移植、一部は中溝町農園にも移植、みんな頑張りました。

 ◆10月21日(土)枝豆の収穫 参加人員4名内児童1名

 ◆令和6年2月3日(土)手づくり味噌の仕込み 参加人員20名内児童9名で賑やかな体験会になりました。

 

耕作放棄地の利用・無農薬で安心、安全な大豆づくり・農家の苦労を知る・地産地消に貢献・自分で作る喜びを味合う等々持続可能な循環型社会づくりの目的を持った会でした。

 

参加した4日間共、若いお母さん・お父さん・子供たちはみんなで協力して作業をし、目的も理解して、最後に手づくり味噌を作って笑顔で帰って行きました。

 

誠に残念ながら、御仮屋市民農園で栽培した大豆は、無農薬栽培故の害虫被害(カメムシ)に見舞われて収穫は殆んど無く、幸い、中溝町農園へ移植した分で大豆を収穫してそれを使いました。

 

若いお母さん方に相談してからですが、来年度もう一回本企画の再チャレンジをしようと決意を新たにしました。