「さんさんボックス」で堆肥づくり

しまだ環境ひろば 「ごみ分科会」と 「事務局」 です。

新年度の総会と、それを受けて、第一回の定例会も終了し、漸く各分科会とも新年度の活動が始まりました。

ごみ分科会の今年度のメインテーマは、”生ごみから良質な堆肥を作っておいしい野菜を食べよう”を合言葉に、生ごみを堆肥化して、ごみの焼却量を減らそうという事です。

■ 地球はどんどん温暖化しています。
■ 日本は、2020年までに、1990年比、温室効果ガスの排出量を25%削減を国際公約しました。
■ 島田市は、生ごみを焼却しています。→ 温室効果ガスを多く排出しています。
■ だからごみを資源化(生ごみの堆肥化など)して焼却量の減量が必要です。

しまだ環境ひろば ごみ分科会では、「さんさんボックス」という箱を使って生ごみを一次発酵させ、更に二次発酵させて、良質な堆肥づくりに挑戦しています。
生ごみの堆肥化で、もっとも重要な事は、「腐った生ごみからは良質な堆肥はできない」という事です。乾燥気味に管理すれば、腐らずに悪臭もなく、アブやハエも寄ってきません。

現在、3回目の堆肥づくりにかかっています。
これまで出来た作品は良好で、これを使って野菜栽培対比実験にかかっていますが、この堆肥を使った野菜は、伸びが顕著の傾向が出ております。

「さんさんボックス」による堆肥の作り方とその作品は、6月5日(土)於:「おおるり」にて開催予定の、「環境フェアinしまだ」 しまだ環境ひろばブースにて詳しく紹介を予定しています。
島田市民のみなさん、是非見に来てください。

昨年、島田市の市民団体で立ち上げた、「温暖化防止のための生ごみ資源化協議会」では、生ごみ資源化の地域循環モデル事業への参加家庭数 1000世帯を目指し、種々の方法で、この運動を盛り上げて行きたいと考えています。
島田市民のみなさん、是非一緒にやりませんか!!

写真は、今週、しまだ環境ひろば 会員が多数集まって、生ごみ堆肥づくりの検討・研究・作業に取り組んだ現場写真です。
「さんさんボックス」に入れる床材づくりです。

「さんさんボックス」で作った一次発酵堆肥に米ヌカと土を加えて二次発酵準備をしています。

二次発酵のため、スタンドバックに詰めたところです。一ヶ月くらいで良質な堆肥ができます。